「一帯一路」加速方針 習氏腹心が会見 – 毎日新聞

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記者会見する中国国家発展改革委員会の何立峰主任=中国北京市で6日、赤間清広撮影



 【北京・赤間清広】中国国家発展改革委員会トップの何立峰主任は6日、開幕中の全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせ記者会見した。習近平国家主席が提唱する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関し「これまでの成果は予想以上」と取り組みを加速する方針を示した。

 発展改革委は中国経済の「司令塔」で主任は政府の経済運営に強い影響力を持つ。何氏は福建省で勤務した際、習氏に仕えており、全人代の開幕直前、同委の副主任から主任に抜てきされた。何主任は中国経済の現状について「比較的良好な状況が続いており、統計データも非常に安定している。構造改革も予定した結果を得られている」と述べ、「6.5%前後」に設定した2017年の経済成長率目標の達成に自信を示した。

 習氏は昨年、別格の指導者を意味する「核心」と位置づけられた。中国では従来、経済運営は首相が指導的役割を担ってきたが、習氏の権力基盤が強固になるに従い、経済でも習氏主導が目立つ。何氏は「中国経済は習近平同志を核心とする党中央の指導の下、健全な発展を遂げている」と強調してみせた。

 中国政府の官僚人事をめぐっては、習氏が浙江省トップ時代、副省長を務めた鍾山・商務次官もやはり全人代開幕直前に商務相に昇格。米トランプ政権との間で貿易摩擦の懸念が高まる通商政策を、信頼できる腹心に任せた形だ。金融監督部門などでも改革に積極的な人材の登用が目立ち、習氏主導で主要ポストの人選が進んでいる。今秋の党大会では党幹部の大幅な入れ替えが予定されており、習氏への権力の集約が一段と加速するとみられる。







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