中国人研修生の親孝行に日本企業の社長が感動、その社長の行動に今度は研修生が大感激=中国メディア

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 日本の外国人研修・技能実習制度について、強制労働の疑いや研修生の脱走といったネガティブな情報をしばしば見聞きする。しかし一方で、研修生や実習生との良好な関係を築いている企業も当然ながらたくさん存在するのだ。

 中国メディア・今日頭条は22日、受け入れ先の社長の計らいに強い感動を覚えた中国人女性研修生の話を紹介する記事を掲載した。

 記事によれば、日本の企業で働くこの中国人女性研修生はある日、父親がガンであることを知らされたという。「治療しなくていい」と主張する父親に対し、女性は「どんなにつらくても頑張って治療費を稼ぐ」と決心し、究極の節約生活を始めた。この話を聞いた企業の社長は「中国社会にはこんな親孝行な娘さんがいるのか」と感激し、家族とともに社内での募金活動を始めたとのことだ。

 研修生仲間がご飯を分けてくれて、日本人の女性社員たちも野菜や果物をくれるようになった。しかも、募金額が少ないと思った社長が、他企業の社長仲間にも働きかけて募金活動を進めたという。申し訳なさを感じた女性に対し社長は「君は私の社員。社員が困っているのに助けないなんてできるわけがない」と語った。この言葉を聞いて、より努力して働き、社長に報いようと決意したという。

 父親は助からなかったが、女性の仕送りによって1年あまり長く生きることができた。女性は帰国後、当時助けてくれた人1人1人に対し感謝の気持ちを込めて贈り物をしたという。その後研修先の企業が中国進出することになり、社長がこの女性を中国支社の責任者に選んだとのことである。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「素晴らしい娘だ」、「日本にもいい人はいるし、中国にもダメなヤツはいる。愛の心の有無は、国籍に関係ない」、「まるで1990年代の話のようだ」といったコメントが。 また「この話から、日本の一部企業が終身雇用制をとる理由を感じた」との感想もあった。

 この女性の話で印象深いのは、女性からも社長からも確固たる誠意が感じられることだ。良好な関係を築くうえで必要なのは互いが互いを尊重し、誠意を示そうとする姿勢なのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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