「証拠を隠す恐れがある」朴前大統領の逮捕状請求 韓国検察、収賄、秘密漏えい容疑(西日本新聞)

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 韓国のソウル中央地検は27日、最大財閥サムスングループから巨額の賄賂を受け取ったとする収賄容疑などで、大統領を罷免された朴槿恵(パククネ)氏の逮捕状を請求した。ソウル中央地裁は請求を受理し、30日午前10時半から発付の是非を審査する。大統領経験者が逮捕されれば、盧泰愚(ノテウ)氏、全斗煥(チョンドゥファン)氏に次いで3人目となる。

 地検は逮捕状請求の理由について、朴氏に掛けられた一連の収賄容疑や秘密漏えい容疑が「非常に重大」と指摘。その上で「多くの証拠がそろっているにもかかわらず、容疑を否認し、証拠を隠す恐れがある」と説明した。特別検察官は贈賄罪でサムスンの経営トップ李在鎔(イジェヨン)被告を起訴しており、収賄容疑の朴氏の逮捕状を請求しないのは「公平性にも反する」とした。

 地裁は30日に朴氏の尋問を実施する予定だが、聯合ニュースによると、朴氏が出頭を拒否する可能性もある。逮捕状が出れば検察は直ちに朴氏の身柄を拘束。請求が棄却されれば、朴氏は在宅のまま捜査を受ける。いずれの場合も起訴は免れないとみられる。

 次期大統領選で支持率トップの最大野党「共に民主党」前代表、文在寅(ムンジェイン)氏の陣営は27日、地裁に対し「法と原則に従って判断するよう願う」と逮捕状発付を求めるコメントを出した。

 朴氏には、李被告がサムスンの経営権を掌握するのに便宜を図った見返りとして約束分を含めて433億ウォン(約43億円)を受け取ったとされる収賄容疑のほか、親友の崔順実(チェスンシル)被告に政府の機密資料を渡したとされる秘密漏えい容疑など計13の容疑が掛けられている。

 21日に約14時間にわたって取り調べを受けた朴氏は一連の容疑について「全く介入しておらず、知らない」と全面的に否認した。

=2017/03/28付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社




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