北朝鮮「暴走」を封じたのは勇猛な将軍たちだ – 東洋経済オンライン

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まさに「将軍たちの時代」がやってきた

マティス国防長官は勇猛果敢だ(写真:ロイター/Yuri Gripas)

ドナルド・トランプ米大統領は交渉上手である。それは筆者が長く勤めてきたウォール街の誰しもが認めている。そうでなければビジネスの世界で不動産王として成功することなどできなかっただろう。

そんな交渉上手のことをウォール街では「さまざまな帽子をかぶる」と表現する。相手によって、あるいはプロジェクトによって、それぞれに応じた「さまざまな帽子をかぶる」(同時並行的に、多くの異なる交渉をこなす)という意味だ。

トランプ氏は、ツイッターにはツイッター向けの万人向けの言葉を使い、メディアにはメディア向けの印象に残る強烈な表現をし、各国首脳には各国首脳の個性に合った応対をするなど、相手やTPOに応じて「違う帽子」を使い分けることができる達人というわけだ。

今回の中国の習近平国家主席との2度の会談(4月6~7日のパームビーチの別荘と11日夜の電話会談)でも、そのトランプ流の交渉術が見事に発揮されたといっていい。パームビーチでの夕食会の席上で、シリア攻撃を伝えるなど想定外のメッセージを発信し、習主席の表情を一変させたことは前回の本欄(その瞬間、中国・習近平主席の表情は一変した)で紹介したとおりだ。

もはや北朝鮮を放置するわけにいかない

トランプ・習両首脳会談のあとに起こった一連の動きではっきりしたことは、トランプ大統領が習主席に伝えたメッセージがいったい何であったかということだ。それは1にも2にも北朝鮮をどうするかであり、もはや北朝鮮の暴走を放置するわけにはいかないという緊迫した現実である。

米軍がシリア軍事基地へミサイル攻撃をしたのは、シリア政府軍が化学兵器を使ったからだが、その化学兵器は北朝鮮から運ばれてきた可能性がある。もはや北朝鮮のこれ以上の核・ミサイル実験をやめさせるだけでは済まない。金正恩労働党委員長率いる独裁体制そのもののあくなき挑発、暴挙を何としても抑え込まなければならない。






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