日本への高い信頼度、中韓はそれが許せない!? ―「公」のモラル欠けた中韓の儒教思想は国を危うくする― 屋山太郎 – BLOGOS

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会長・政治評論家  屋山太郎

北朝鮮の「核実験をやるぞ」の脅しを、いま中国が懸命に止めているところだ。中国の決め手は北への石油輸出停止で、3ヵ月も止めれば北は群衆蜂起で金正恩体制が崩壊するとも言われている。そうなると難民が中国側に雪崩れ込む危機があるから、中国は崩壊寸前に核実験の停止と既存の核爆弾の廃棄を迫らなければならない。この曲芸のような政策を習近平主席に「やれ」と強いているのがトランプ米大統領だ。その代り「通貨の問題には目をつぶる」ということだろうか。

米中直接対話を横目に見て、安倍首相が何故噛まないのかとの“親中派”の不満がある。日中対話の場を作り、そこで習氏に三拝九拝しろとの議論だが、そんな場面を作って1ミリでも期待が持てると思うのか。日中韓東アジア共同体を作れとか、遡って大アジア主義もあったが、福沢諭吉の「脱亜論」が正解だったのである。

 

新聞通信調査会は今年2月、米・英・仏・中・韓・タイの6ヵ国で「対日メディア世論調査」を実施した。日本について「信頼できる」「やや信頼できる」を合わせた答えの割合は、韓国13.8%、中国では16.9%。昨年比でそれぞれ3.4ポイント、0.7ポイント下落した。米では76.7%、英は65.4%、仏は80.4%、タイは89.0%だった。

知っている人の名前を一人挙げてもらったところ、米国では安倍晋三首相が80人で1位。2年前の調査では安倍首相はゼロだった。2位は昭和天皇、3位はイチローだった。中韓タイでも安倍首相が1位。英仏では昭和天皇がトップだった。

前段の“信頼度”調査では各国の信頼度に比べて中韓がケタ外れに低い。戦後の中国派は日本が侵略したのにその償いが低いからだとか、頭が高いからだと土下座外交を奨励したが、その考え方は基本的に間違っている。

中国も韓国も儒教思想が強い。この儒教は地理的にも中国が偉くて、次に韓国が位置する。日本は3番目に位置するのに、世界から尊敬されているのは許せない。日本の“仮面”を剥ぐために南京事件だの慰安婦問題などの“歴史問題を吹聴しているわけだ。

日本にも江戸時代上期に儒教が入ってきて朱子学が流行ったが、中韓の儒教と根本的に違っているのは家族の長幼の序の他に「公」の意識をはっきり位置付けさせたことだ。公がなければ武家社会は維持できない。また儒教に先立って神道、仏教が共存していたから、儒教の解釈もかなり日本的に変わった。

中韓の儒教は家族が単位で、その中の父親は絶対的権力を持ち家族、親戚の面倒を見るのは当然だ。このため中韓そろって公務員の汚職が多いのは「公」のモラルが最初から欠けているからだ。

中国の全人代で公表される公務員の犯罪人の数は毎回10万人を超える。日本なら年に10人も超えれば政権が倒れる。
 韓国では歴代、大統領を辞めた人が行く場所は刑務所だ。日本と中韓とは全く文化が違う。普通の“隣人”として付き合うのが一番だ。

(平成29年4月26日付静岡新聞『論壇』より転載)






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