(朝鮮日報日本語版) 【コラム】米中首脳のマールアラーゴ密談(朝鮮日報日本語版)

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 先日米中首脳会談が行われたトランプ大統領の別荘「マールアラーゴ」は、観光地として名高い米フロリダ州パームビーチの近くにある。シリアルで有名なポスト社を相続した女性が1927年に建設した。彼女はこの施設を米国大統領や世界各国の指導者に別荘やリゾートなどとして使ってほしいと願っていたが、その願いはトランプ大統領が就任することで実現した。トランプ大統領は就任から100日ほどの短い期間に7回この施設を利用したという。

 トランプ大統領がマールアラーゴを買収したのは1985年。彼は当初、このリゾート施設を低価格で購入するため、まず周辺の海に面した土地を購入した上で「建物を建設して海岸の眺望を楽しめなくしてやる」と脅迫めいた交渉を行い、結果的に本来の価格の3分の1でマールアラーゴを手に入れた。トランプ大統領は自らの著書でこれら一連の事実を自慢げに明かしている。

 このマールアラーゴが韓半島(朝鮮半島)問題をめぐってたちまち注目を集めるようになった。北朝鮮の核問題が重要テーマの一つとなった首脳会談が相次いで開催されたからだ。まず日本の安倍首相、そして中国の習近平・国家主席がこの地を訪れた。いわゆる「マールアラーゴ会談」が立て続けに行われたのだ。韓国の次の大統領もこのマールアラーゴでトランプ大統領に会う可能性があるかもしれない。

 韓国が日本の支配下で苦しんでいた70年余り前にも、地名あるいは施設の名称を冠したヤルタ会談、ポツダム会談などが開催されているが、これらの会談に共通する特徴の一つが、韓半島の運命が韓国の意思とは関係なく大国の利害によって決められたという事実だ。しかも当時は「韓国の意向」を伝える国自体も政府もなかった。今月初めにマールアラーゴで開催された米中首脳会談も文字通り「韓国不在」が際立っていた。トランプ外交は首脳同士が直接会って対話することを重視するスタイルだ。ところが韓国は朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領の弾劾と罷免によって国を代表する首脳が不在の状態が続いている。

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