(朝鮮日報日本語版) 韓国半導体業界の「スーパー好況」、来年まで持続か(朝鮮日報日本語版)

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 中国による終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題をめぐる報復が続く中、中国国営中央テレビ(CCTV)が韓国の半導体の競争力を称賛する特集する番組を放送した。今月4日から5日連続で放送された「経済30分」という番組は「中国の政府と企業が巨額の資金をつぎ込み、中国のアナログ半導体は飛躍的に成長したが、メモリー半導体は韓国のサムスン電子、SKハイニックスに到底追いつかない」とし、「現時点ではこれといった突破口が見えない」と評する内容だ。昨年世界のスマートフォンの70%に相当する11億8000万台を生産した中国が重要部品であるメモリー半導体を韓国に依存している現実を皮肉った格好だ。

 サムスン電子とSKハイニックスが主導するメモリー半導体産業は、中国が手放しでうらやむほどの好況だ。SKハイニックスは25日、今年1-3月期の売上高が6兆2895億ウォン(約6200億円)、営業利益が2兆4676億ウォンとなり、いずれも過去最高を更新したと発表した。サムスン電子は1-3月期の営業利益9兆9000億ウォンのうち半導体部門が6兆ウォン前後を占めたとみられる。

■営業利益率50%以上のDRAM
 メモリー半導体市場で1位のサムスン電子と2位のSKハイニックスはDRAM市場で50%以上の営業利益率を確保している。売り上げの半分以上が利益になるという意味だ。これに対し、3位のマイクロンは営業利益率が20%半ばにとどまる。さらにサムスン電子はNAND型フラッシュメモリーの営業利益率(約40%)でも2位の東芝(21%)を大きく上回る。製造業で最高を誇るアップルの営業利益率でさえ30%台であることを考えれば、圧倒的な水準だ。

 HMC投資証券のノ・グンチャン・センター長は「営業利益率は技術力と経験で勝負が決まる」とし、製品の仕様はもちろん、工程、歩留まり率などあらゆる面で韓国企業が優れていると指摘した。特にサムスン電子とSKハイニックスは超微細製造プロセスが卓越している。サムスン電子関係者は「超微細製造プロセスが優秀であれば、同じ大きさのウエハーでより多くの半導体を生産できるため、収益性が高まる」と説明した。サムスン電子は超微細製造プロセスで外国企業を1年以上、SKハイニックスは半年以上引き離している。ノ・センター長は「中国だけでなく、米国、日本の企業も当面は韓国企業に追い付けないのではないか」と予想した。
 さらに、サムスン電子とSKハイニックスは好況と不況が交互に訪れる半導体市場の構造的問題を克服したと評されている。技術力で確固とした独占、寡占(かせん)構造を構築したからだ。DRAM市場は1-3位のサムスン電子、SKハイニックス、マイクロンで合計シェアが90%以上に達する。NAND型フラッシュメモリーも3社に東芝、米ウエスタンデジタルを加えた5社でほぼ100%のシェアになる。半導体業界関係者は「サムスン電子、SKハイニックスは新製品を投入すると、他社が追随するころに値下げを行い、次世代製品の量産に入る。ライバル企業を気にすることなく、必要に応じて供給量を調整できるようになり、営業利益率を常に一定水準以上に維持できるようになった」と説明した。

■半導体好況、来年まで持続か
 今年初めの時点では、今年下半期に半導体景気が後退すると予想した海外の調査機関が一部存在した。

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