ユドヨノ氏「南シナ海問題、ASEANの議題に入れた」 – 朝日新聞

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■ASEAN50年

 南シナ海問題、ミャンマーの民主化、タイとカンボジアの国境紛争――。ASEANが直面してきた課題について、2004年から14年までインドネシア大統領を務めたスシロ・バンバン・ユドヨノ氏が振り返った。

 ――あなたの在任中、中国の東南アジアでの存在感が増しました。その象徴的な事例が南シナ海問題だと言えます。この問題でもっとも厳しい局面は?

 在任中、もっとも危機的な時期は10年から12年にかけてでした。中国はASEANの場で議題になるのを望んでおらず、フィリピンやベトナムなどの当事国と個別の交渉を求めていました。

 ――当事国ではないインドネシアへ、中国はどのように働きかけていたのでしょうか

 私が議長を務めた11年の東アジアサミットの話をしましょう。サミット前、(当時の米大統領で、同サミットに米国として初参加する)オバマ氏が電話をかけてきて、「議題に南シナ海問題を入れてほしい」と要請してきました。一方で、北京からもメッセージが届きました。「中国はサミットの議題に南シナ海を入れたくない」というものでした。

 私の返事は、まず、オバマ氏には「東アジアサミットでは経済協力も安全保障も話すし、南シナ海問題も議題に含まれる。ただし、平和解決策を見つけるという意思においてだ」というものでした。胡錦濤(フーチンタオ)国家主席(当時)に対しては「南シナ海問題に焦点を当てなければならない。でもインドネシアを信じて欲しい。地域の問題解決を目指すためであり、緊張悪化を避けるためなのだから」と伝えました。

 ――大国の圧力を感じた?

 いや。感じませんでした。私は…

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