インド、中国と覇権争い激化 東南アジアのインフラ整備加速、「一帯一路」に対抗 (1/3ページ) – SankeiBiz

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 東南アジア地域での経済・外交の影響力をめぐるインドと中国の争いが新たな局面を迎えた。インドのモディ政権は中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に対抗し東南アジアとの距離を縮める計画だ。

 タイへの道路拡張

 インド政府は先月、同国北東部からミャンマーを経てタイに至る道路の拡張に2億5600万ドル(約281億8000万円)を投じる計画を発表した。過去2年間だけで同国は国境をまたぐ道路の整備に47億ドル以上を投じている。投資が承認されたインド・マニプール州のモレから、ミャンマーのタムを通り、タイのメーソートを結ぶ高速道路もその一部だ。

 中国の一帯一路構想を受け、インドは越境道路の工事を急ぐ。同構想を通じ、62カ国に対し5000億ドル以上もの投資が行われる見通しだが、その一部である中国・パキスタン国境地帯の中パ経済回廊が、インドとパキスタンが領有権を争っているカシミール地方を通るため、インドは警戒を強めている。中国の習近平国家主席が5月に開催した一帯一路の国際会議にインドは出席しなかった。

 インドのシンクタンク、オブザーバー研究財団(ニューデリー)のシニアフェロー、K.イホーム氏は「中国の影響力が国境を越えて広がっているため、インドも同国の東側の国々への道路を整備する意向だ」と説明する。

モディ政権が掲げる「アクト・イースト」政策






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