偶然発見、40年前の韓国大統領用シェルター? ソウル市が地下室公開 人気スポットに(西日本新聞)

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 ソウル市は、国会議事堂がある市中心部の汝矣島(ヨイド)で2005年に発見された大型の地下室を一般公開した。1976~77年、有事に備えて故朴正熙(パクチョンヒ)大統領用に造られた防空シェルターとみられ、緊張下の軍事政権の雰囲気に触れられる新たなスポットとして注目されている。

 オフィスビルが並ぶ幹線道路脇の出入り口から約30段の階段を下りると、白い壁の空間が広がっている。天井高は約2・5メートル。広間と、その奥にある貴賓室を合わせた面積は約870平方メートルで、100人以上を収容できる。貴賓室の中央にはソファが置かれ、奥には当時のトイレや洗面台がそのまま設置されている。

 市によると、地下室は05年に汝矣島にバスターミナルを整備する際、偶然発見された。内部は幾重にも施錠され、韓国軍にも記録がない施設だった。76年の航空写真にはなかった出入り口が77年の写真で確認されたため、その間に建設されたと推測される。壁や天井は厚さ約50センチのコンクリートで覆われ、空襲にも耐えられる構造だ。

 当時、汝矣島一帯は軍事パレードのコースになっており、地下室の上は大統領が立つ場所だった。70年代から近くに住むという50代男性は「昔はこんな施設があるとは思わなかった。北朝鮮の攻撃に備え、ほかにも秘密の防空シェルターがあるのではないか」と話した。

 市は、地下室のうち広間は芸術作品の展示場として活用する方針。入場無料。

西日本新聞社




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