中国特使との会談見送りか 金正恩氏、工場視察は報道 – 日本経済新聞

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 【北京=共同】朝鮮中央通信は21日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が平安南道の自動車工場を視察したと報じた。中国の習近平国家主席の特使として訪朝し、20日に帰国した宋濤共産党中央対外連絡部長との会談は伝えられず、会談は見送られた公算が大きくなった。

 金氏が慣例を破り特使との会談に応じなかった可能性が強まり、習氏はメンツをつぶされた格好となった。北朝鮮の核開発や中国の制裁強化で悪化した中朝関係の改善が一層遠のくのは必至だ。

 北朝鮮国営メディアは、金氏の動静を翌朝に報じるのが一般的。宋氏が金氏最側近の崔竜海党副委員長や外交トップの李洙墉党副委員長と会談したことは既に報じたが、21日朝は金氏との会談に触れなかった。

 中国国営通信の新華社も20日、宋氏が「朝鮮労働党の中央指導者と会談した」とだけ報じた。

 中国は5年前の前回党大会後には党指導部を構成する政治局員を派遣したが、宋氏は格下の中央委員。北京の外交筋は「特使の格を下げたことに不満を持ち、トップとの会談を見送った可能性もある」と指摘した。

 朝鮮中央通信によると、金氏は自動車工場で新型トラックを自ら運転し「素晴らしい」と評価。国際社会の制裁を念頭に「敵対勢力が前途を阻もうとあがけばあがくほど、(北)朝鮮の労働者の不屈の精神力は一層強くなり、世界を驚かす奇跡を生む」と述べた。工場を訪問した日時は不明。






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