中国当局、台湾関係国への旅行「厳禁」通達 バチカン、パラオ…蔡英文政権に圧力か 現地報道 – 産経ニュース

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 【台北=田中靖人】中国当局が、台湾と外交関係を有するバチカンやパラオなどへの団体旅行を厳禁する通達を出したと23日付の台湾紙、聯合報などが報じた。蔡英文政権への圧力の一環とみられる。

 記事は北京の旅行会社の内部資料を引用。国家旅行局から通達があった。違反は最高30万元(約500万円)の罰金で、2社がすでに科されたという。

 中国は2008年に台湾への観光を解禁したものの、台湾が現在、外交関係を有する20カ国への旅行を公式には認めていない。だが、04年からイタリア旅行を認めており、その一環でバチカン観光も黙認されていた。パラオは気候変動対策での中国の役割に期待を表明しており、台湾との断交に向け圧力をかける狙いがあるとみられる。

 一方、ロイター通信は21日のバチカン発で、来年3月に中国とバチカンが美術品40点を交換展示する「芸術外交」を行うと伝えた。北京・故宮博物院とバチカン美術館が相互に収蔵品を貸し出し、中国では故宮に加え、上海など4都市で巡回展示する。

 中国文化産業投資基金の幹部は「展示は中国とバチカンの国交正常化に役立つ」と述べ、台湾との断交に利用する意図を隠さなかった。

 台湾の外交部(外務省に相当)の李憲章報道官は23日、「状況は把握しており、友好国にはいかなる影響も及ぼさない」と強調した。






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