「一帯一路」戦略へも期待 中国、急拡大のPPP 第2の“影の銀行”になる危険性 – 産経ニュース

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 社会資本整備に民間資金を呼び込む「官民連携(PPP)」。今や世界で最もPPP市場の規模が大きくなったのは、中国だ。公共サービスの提供やインフラ整備に民間が参画する手法で、中国政府は巨額債務問題に悩む地方政府の負担軽減策などとして強力に推進してきた。ただ、地方政府が立ち上げたPPPの中には、資金調達が困難になりそうなプロジェクトもあるとして、“第2のシャドーバンキング(影の銀行)”となるリスクが浮上している。

 中国国内のPPPへの総投資額は約10兆元(約170兆円)に上る。中国政府が2008年の金融危機対策として財政出動した4兆元の約2.5倍に相当する。

 11月2日付の人民網日本語版によると、中国財政部(省)の史耀斌副部長は1日の第3回中国PPP融資フォーラムで、「中国は今や世界で最も規模が大きく、最も影響力を持つPPP市場になった」と述べた。

 海外でもPPPは注目されているが、中国のそれは特徴がある。(1)汚水処理やゴミ処理などのインフラ整備を中心とする地方政府の関連事業が多い(2)公共サービスなど資金需要が巨額である(3)国有企業が関与している-ことだ。

 そもそも、中国でPPPは1980~90年代に導入されたものの、「叫好不叫座」(よい方式ではあるが、なかなか実施するところがない)と表現されるなど、目立った成果を上げていなかった。

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