北攻撃加速へ、トランプ氏と深い確執のティラーソン国務長官更迭か 後任は強硬派のCIA長官浮上(夕刊フジ)

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 ドナルド・トランプ米政権が、年内にもレックス・ティラーソン国務長官の更迭を検討していることが分かった。複数の米主要メディアが報じた。ティラーソン氏については、トランプ大統領との深い確執が伝えられていた。後任には、対北朝鮮強硬派のマイク・ポンペオCIA(中央情報局)長官の名前が浮上する。トランプ政権が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権を「軍事的制圧」する方向に傾斜を強める可能性もある。

 「レックスはここにいる」。トランプ氏は、ティラーソン氏の更迭説について記者団に質問され、こう答えた。続投を支持する発言はなかった。

 報道では、ホワイトハウスは、ティラーソン氏を更迭し、ポンペオ氏を後任に充てる人事計画を策定したと伝えられている。トランプ氏は最終決定をしていないが、数週間以内に交代する可能性があるという。

 ティラーソン氏は今年7月、国防総省で開かれた会議の後、トランプ氏を「moron」(=まぬけ、能なし)と呼んだことが10月、米テレビで報じられた。その直後、トランプ氏は雑誌のインタビューで「知能指数(IQ)テスト」による勝負を提案した。

 北朝鮮問題でも、2人は対立した。

 ティラーソン氏は水面下での「対話路線」を模索し、それなりの感触を得ていたようだが、軍事オプションも選択肢に含めるトランプ氏は「時間の無駄だ」と批判したこともあった。2人の「溝」は徐々に広がっていた。

 深い確執は、トランプ氏の訪日(11月5~7日)でも確認された。

 トランプ氏は5日夜、東京・銀座の鉄板焼きレストランで開かれた安倍晋三首相主催の非公式夕食会に出席したが、ティラーソン氏は別の場所で河野太郎外相と会食していた。訪日時、トランプ氏が搭乗したエアフォース・ワン(大統領専用機)に、ティラーソン氏は同乗しなかった。

 後任候補として名前が挙がったポンペオ氏は下院議員出身。CIA長官として機密情報に関するトランプ氏への説明を日常的に行うのに加え、内政に関する相談にも乗るなど、信頼が厚い。

 今年7月に掲載された米紙のインタビューで、ポンペオ氏は「(北朝鮮への)『秘密工作』や、戦友(国防総省)の支援などの『情報作戦』を提示する準備を進めている」と発言。別の会合では、北朝鮮の体制転換に前向きな意向を示唆し、対北強硬論を唱えている。






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