[社説]一層ひどくなる自由韓国党代表の罵詈(ハンギョレ新聞)

Home » 媒体 » ハンギョレ新聞 » [社説]一層ひどくなる自由韓国党代表の罵詈(ハンギョレ新聞)
ハンギョレ新聞, 韓国, 韓国・北朝鮮 コメントはまだありません



 自由韓国党指導部の面々の表現があまりに辛辣だ。洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は寛勲クラブ(記者クラブ)との討論会で「文在寅(ムン・ジェイン)政権は主思派(北朝鮮思想派)政権だ」と述べ、イデオロギー論争をしかけた。先日、国会副議長でもあるシム・ジェチョル議員は文大統領を内乱罪で告発すべきだということまで述べた。政治を「言葉の芸術」というが、このような形の卑劣な言葉で政治のレベルを落としめる野党第一党の指導部の姿は嘆かわしいことこの上ない。

 洪代表は「大統領府は主思派に掌握され、文大統領の意思決定のほとんどを主導している」と話した。北朝鮮の指導理念である主体思想を信奉する人々が大統領府を掌握し、文大統領は「主体思想派に操られるカカシ」にすぎないという凄じい表現だ。現政権を支持している大勢の国民をバカにした荒唐で侮辱的な主張でしかない。野党の本質がいかに「政権批判」だとしても、基本的政治的許容度も越えている。

 洪代表は「年末には新保守主義を宣言する」として党の革新を論じた。しかしイデオロギー論争こそ守旧派の保守が最初に捨てるべき前時代的なものだ。片方の手でイデオロギー論争をしかけて、もう一方の手で革新の旗を振ることに説得力があるだろうか。

 洪代表が時代遅れのイデオロギー論争を再び持ち出した理由は明らかである。文大統領を攻撃しても支持率がびくともしないので、狙いを大統領府の参謀陣に変えて主思派の烙印を押そうというものだ。時代の流れに逆行する情けないものだ。イデオロギー論争に首を横に振る保守層の合理的な「冷静さ」を求めるばかりだ。

 中身が貧弱だと言葉は荒く論理も空虚になる。洪代表の発言は「ヘイトスピーチ」(特定集団嫌悪発言)と指摘されても反論できない。ややもすると党内の同僚議員ですら、品格ある言語使用を要請しただろう。それなのに洪代表は「自由韓国党が今、品格を語っている場合か」と反問したというから、苦笑いするしかない。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

【関連記事】



コメントを残す