同じ老人ホームでも、日本と中国には「驚愕するほどの大きな差」=中国報道 – ニフティニュース

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 高度経済成長の後に少子高齢化の時代を迎えた日本。13億を超える人口を抱える中国はまだ急速な経済発展を続けているが、生産年齢人口はすでに減少にしており、高齢化も急激に進んでいる。それゆえ日本の状況は中国にとって将来を展望するうえで1つの参考となるようだ。中国メディアの今日頭条は3日、日本と中国の介護施設の環境を比較する記事を掲載した。

 日本と中国では制度が違うゆえに、介護施設の入居資格や入居者の背景もそれぞれ異なる。記事は特別養護老人ホームと見られる日本の施設の生活風景を紹介しているが、中国の施設との違いとして「体が不自由な人でも車椅子を利用して食堂で食事を取る」ことが指摘されている。ベッドで寝たきりになるのではなく、生活にリズムを付けて他人と交流するように促すなどの、個人の生活を重視した取り組みがなされていることを紹介した。

 また、日本では高齢者に合わせて栄養管理がなされたメニューが供され、季節感があったり、祝祭日には特別に凝った食事が用意されたりと、彩りや盛り付けにも気が配られていることを紹介。また職員は介護などをする際にも「温かな笑顔と穏やかな語気で会話をするように努めている」とした。

 さらに記事は、中国の老人ホームである「養老院」の1日の食事を紹介しているが、そこから日本と中国の食文化の違いが見てとれる。「朝はお粥に漬物と油条」という献立だ。油条とは日本では見られないが、油で揚げた麩のような食べ物だ。また昼は「何種類かの肉まんとスープ」、夜は「3種類の温かい炒め物、揚げ物などのおかずと1つの冷菜、雑穀の粥と白飯」と内容はなかなか充実している。主食はご飯か麺で、日替わりでいろいろなメニューがあるようだ。

 記事が紹介している中国の養老院の食事はなかなか良いものを提供しているようだが、日本の施設と比較すると季節感などの配慮や介護の環境、さらにはサービスの質の点で「大きな差があり、驚愕させられる」としている。老後の生活や介護においての文化の相違はあるが、衣食住における最低限のニーズではなく、個人の尊厳を守りつつ、高齢者の生活の質を求めて提供される介護サービスはまだ中国にはまだ見られないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)






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