(朝鮮日報日本語版) 韓米軍事演習中の金正恩氏視察、なぜ中朝国境地域ばかりなのか(朝鮮日報日本語版)

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 過去最大の規模で行われている今回の韓米合同軍事演習「ビジラント・エース」に「死の白鳥」と呼ばれる米国の長距離戦略爆撃機B1Bランサーが加わった。合同参謀本部は6日「韓国軍のF15K、KF16と米軍のF22、F35、F16など10機以上の戦闘機が、グァムのアンダーソン空軍基地から出動したB1Bと共に江原道の必勝射撃場で爆撃訓練を行った」と明らかにした。

 一方の北朝鮮では朝鮮中央通信が6日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が両江道三池淵郡に新たに建設されたジャガイモ加工工場を視察したと報じた。

 今回の金正恩氏の動きは、米国が最新鋭戦闘機や爆撃機などを韓半島(朝鮮半島)上空で数多く展開している中で次々と公開されていることから、その背景に注目が集まっている。米軍のステルス戦闘機は北朝鮮のレーダーをかいくぐって15分以内に平壌を爆撃できる能力があるといわれている。

 そのためかつて金正恩氏はこれらの爆撃機が韓半島に出撃するたびに、活動の公開を控えることが多かった。高麗大学の南成旭(ナム・ソンウク)教授は「故・金正日(キム・ジョンイル)総書記と金正恩氏はいずれも米軍の最新ステルス機が韓半島上空に現れた時は地下のバンカーに隠れていた。しかし今回は火星15型の発射で自信を持ったのか、米国の圧力を恐れない強い指導者であることを誇示したいようだ」との見方を示した。

 しかし金正恩氏の活動が公開された地域は平壌ではなく中国との国境に近い慈江道や両江道ばかりで、この点から「金正恩氏はやはり米国のステルス機を意識している」との見方も出ている。北朝鮮の内部事情に詳しいある消息筋は「慈江道と両江道には中国につながる待避路があり、また山奥には地下トンネルもあるため、奇襲攻撃などに備えやすいのだろう」との見方を示した。

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