中国・韓国は最近20年間で「飢餓状態」から脱出=改革開放・近代化政策を称賛―国連食糧計画事務局長

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2017年12月12日、デビッド・M・ビーズリー国連世界食糧計画(WFP)事務局長が日本記者クラブで会見した。世界の飢餓人口が増加に転じ、現在世界で8億1500万人、9人に一人が飢餓に苦しんでいると懸念しながらも、「中国、韓国の2カ国は最近20年で『飢餓状態』から脱出した」と指摘。「私たちが何らかの活動をして行くためには正しい枠組みを必要としており、枠組みさえ各国政府によって設定されれば不可能なことはほとんどない」と語り、中国の改革開放や韓国の近代化政策を称賛した。

米国出身のビーズリー氏はサウスカロライナ州知事を務めたあと、多岐にわたる外交活動を展開。17年4月に同事務局長に就任した。会見での発言要旨は次の通り。

これまで10年以上減り続けていた世界の飢餓人口が昨年再び16年に3800人増と増加に転じ、現在世界で8億1500万人、9人に一人が飢餓に苦しんでいる。5歳未満の子ども1億5500万人が慢性的な栄養不足に陥っている。増加傾向にあるのは、サハラ砂漠以南のアフリカや中東を含む西アジアなど。紛争の増加や深刻化が主な原因となっており、飢餓人口の6割は紛争の影響下で暮らしている。紛争や武力衝突に苦しむ国々で、飢饉に見舞われる国もある。

こうした中、中国・韓国の2カ国は最近20年で飢餓状態から脱出したことを見てほしい。私たちが何らかの活動をして行くためには正しい枠組みを必要としている。枠組みさえ各国政府によって設置されれば不可能なことはほとんどない。チャレンジは2カ国にとどまっているわけではない。

国連のSDGs(持続可能な開発目標2030)は戦争が終わらなければ目標を達成するのは困難だと思う。国連食糧計画事務局長の立場から、食料を平和のための武器として使いたいと考えている。米露、米中などの(対立的な)関係を食料によって解決できると考えている。様々な民族の子どもたちが一堂に会して一緒に食事ができれば、「人道」に関する教育になる。結束の重要性についても学習してもらうことが重要と考えている。(八牧浩行)






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