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発症半年以降も、リハビリはやった分だけ結果がでる

2017年12月26日(火)

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リハビリに一番大切なことはゴールセッティングだ。高い目標を掲げ、言葉のプロが行うような滑舌訓練や発声法、腹式呼吸の習得に取り組めば、それだけの成果が必ず返ってくる。(画像:lightwise/123RF)

「ボイストレーニング」の劇的な効果を経験

 ビジネスをしていれば会議や宴席等々、人前で話す機会が少なくない。持って生まれた美声と滑舌の良さで、心地よく内容が伝わってくる人がいる一方で、滑舌が悪いうえに声も小さかったりして、何を言いたいのかさっぱりわからない人もいる。もちろん一番重要な事は話の中身だ。言語明瞭にして意味不明ではどうしようもない。しかし話の中身以前に「話し方」でアウトになってしまうというのもやるせない。

 そこで「話し方」になんらかの思い入れを持っているビジネスマンやビジネスウーマンのなかには、アナウンサー養成講座などを受講して、話す技術の獲得に精を出す人もいる。話し方はスキルであり、スポーツと同じように正しく練習を積みさえすれば上達すると考える。

 それは間違いない。

 私も脳梗塞発症後の言葉のリハビリを通じて、ボイストレーニングが「話し方」を劇的に改善してくれることを経験した。

「腹回り全体」が外側に膨らむイメージで

 アナウンサーや俳優、声優のように話すことを職業にしている人たちが例外なく身につけているスキルがある。それは腹式呼吸だ。胸で呼吸をコントロールするのではなく、腹筋や背筋を使った深い呼吸である。へその少し下あたり(丹田)に力を入れ、腹回り全体が外側に膨らむイメージで、鼻から大きく息を吸い込み、口からゆったりと吐く呼吸法だ。喉だけで声を張り上げるのではなく、身体をあたかもひとつの楽器のように使う。

 初台リハビリテーション病院の入院後半にはリハビリの中で腹式呼吸をやったけれど、簡単に身につくようなシロモノではない。実は脳梗塞になる以前からボイストレーニングの一環として腹式呼吸の練習はしていたが、ものにならなかった。頭で理解したつもりになる事は出来ても、身体に覚えこませるのは至難の業だ。

通る声を出すためには「腹式呼吸」を身に着けたい。息を吸った時に腹部前方だけでなく、横腹や後ろ側の腰の方も膨らむように練習する。腹回り全体が外側に膨らむイメージ。(写真:auremar/123RF)






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