中国、違法の1万3000サイトを閉鎖 1000万アカウント停止 ネット規制強化反映か(西日本新聞)

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 中国当局は2015年以降、1万3千余りの違法サイトを閉鎖し、1千万近くの交流サイト(SNS)のアカウントを取り消したとする報告をまとめた。国営通信新華社が伝えた。習近平指導部はインターネット上の言論統制を強めており、テロやわいせつ情報のほか、共産党批判の書き込みも摘発対象になったとみられる。

 報告は6月に施行されたインターネット安全法などに基づく取り締まり状況をまとめたもので、全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会で報告された。

「どれかは本当に違法で、どれかは…」

 報告によると、ネット管理の関連部門がサイトやアプリ、ブログ、中継動画などの中からテロや暴力、わいせつ情報などを見つけて削除。違法なサイトを運営していた2200社余りと面談したという。

 中国当局は、こうした取り組みについて市民の90%が評価し、うち63・5%が有害情報の減少を実感しているとする意識調査結果を発表。市民からの支持をアピールしている。

 中国は独自のネット検閲システムを構築しており、10月の共産党大会前からさらに規制を強化。ネット上の書き込みには実名登録が義務付けられ、党や政府に批判的な意見はすぐに個人が特定されるようになった。今回の摘発についても「(摘発されたサイトやアカウントの)どれかは本当に違法で、どれかは…」と、遠回しな表現で疑問を投げ掛ける書き込みはあるものの、少数にとどまっている。

=2017/12/27付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社




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