【喜怒哀楽】2017年ネットを騒がせた「哀」ニュース | ニコニコニュース – ニコニコニュース

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北朝鮮, 金正男暗殺 コメントはまだありません



「ここまでやるか…」と年初に思わせたのが、セブン-イレブンのバイトを病欠した女子高生が店から935円×10時間で9350円の「ペナルティ」を課せられた件です。母親がTwitterでこの明細書と「ペナルティ」が書かれた付箋を公開し、ネットがざわめき、一般紙や地上波のニュースでも取り上げられる事態となりました。店の言い分によると、女子高生がバイトを休むにもかかわらず、代わりに働く人間を見つけられなかったため、その月の25時間分の報酬である2万3375円から9350円を差し引いた額を支給したとのことです。親会社は、労働基準法違反ということで店側にペナルティ分の返金を指示しました。

忙しい中、店のオペレーションがてんてこまいになってしまったことが想像できるものの、無断欠勤ではなく病欠であるし、無理に出勤しても客にうつしてしまっては元も子もない。店主も気の毒ですが、普段から急な欠勤時の対応要員は準備しておきたいところ。それは我々編集業界も同じで、突然失踪するライターやら、締切が来ると連絡がつかなくなるライターがいるわけで、「皆で支え合わねば」の精神を日本全国各地で持っておきたいものです。

あとは、東京メトロ南北線・王子駅前の「悲しい貼り紙」も話題になりました。とある女性が「王子駅前の貼り紙悲しい。」と一言だけ添え、3枚の貼り紙写真をTwitterに投稿し、約13万のRTと約20万の「いいね」がつき、メディアでも取り上げられたのです。

1枚目は「ママげんき? 電話して 彩香 あゆみママへ」で、2枚目は「ママげんき? まってる 電話してね 葉津紀 あゆみままへ」、そして3枚目は駅長によるもの。

「地下鉄の建物のため、許可なく掲示物を貼りだすことはできません。また、多くのお客様にご利用をいただいているため、一人のお客様を特別にお認めするわけにもいきません。しかし、こちらのお子様方の思いを感じると、撤去するのを躊躇いたしました。しばらくしてから撤去いたします。連絡があります様に。 駅長」

ガジェット通信が所轄の警察署に取材したところ、この件は解決したそうで、悲しい貼り紙でありながら、ネットの拡散が解決した面があるのならば一筋の光明も見えるではありませんか。

また、30人分のクリスマス料理を「オトン」と「オカン」が作ったもののドタキャンされたという、息子によるTwitterの投稿もありました。雪だるま型の料理もあるなど、そのもの悲しさが話題に。こうした件は昨年、埼玉県でも発生。40人分の注文があったものの、当日22時まで誰も来ない。店主がTwitterでそのことを嘆き、タッパーなどを持って店に来てほしいと呼び掛けました。お代は不要とのことで、ツイートを見た人たちの協力もあり、料理は無事にはけました。この件について、予約者は「仮予約」だと思っていたようで、店が「本予約」と解釈したことから齟齬が発生していたのです。予約者はお詫びをしたうえで、代金を支払い、円満解決。しかし、予約者へのバッシングは続き、店はそういった書き込みをしないよう求めたのでした。

あと、今年のネット界最大級の悲しいニュースといえば、「金正男暗殺」です。2001年に「金正男と見られる男」が成田空港の入管で拘束されました。あの金正日の長男だというのに、「ディズニーランドに行きたかった」というかわいらしい発言をしたほか、マタギのようなチョッキ風の服が妙な朴訥さを感じさせ、いつしか「俺達の正男」と愛されキャラになっていました。マレーシアの空港で殺されるあの映像に対しては「俺達の正男を返して!」と悲痛な叫びがネットに書き込まれたのです。

このように、2017年にネットをざわつかせた「哀」ニュースは様々ありましたが、過去には京都の大学生協が誤発注のためプリンだらけになってしまった時に、TwitterでSOSを求めたら飛ぶように売れた、といったこともあるだけに、哀しさの後に救いようのある結末があってほしいですね。
(中川淳一郎/ネットニュース編集者)






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