中国「ネットの皇帝」の党籍はく奪 不正所得を没収へ – 朝日新聞

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 中国共産党の中央規律検査委員会は、重大な規律違反の疑いで取り調べていた党中央宣伝部の魯煒(ルーウェイ)・前副部長について、職務を利用して巨額の財産を得ていたなどとして党籍剝奪(はくだつ)と公職追放の処分にし、不正な所得を没収すると決めた。魯氏は厳しいネット規制を進め、「インターネットの皇帝」とも呼ばれていた。

 国営新華社通信が13日に伝えた。規律検査委の調べでは、魯氏は党中央の方針に従うふりをしながら裏でたてつき、職権を乱用したほか、政治的な野心を膨らませて党内で派閥をつくるなどした。また、ネット管理も個人的な判断で対象を選んで進めたほか、規律違反の調査にも正直に答えなかった。さらに、職務権限を使って他人に利益を与える見返りに巨額の財産を受け取ったとしている。

 新華社は、魯氏が高級幹部でありながら理想と信念を欠き、党中央に忠実でない「表裏のある人間だ」と異例の厳しさで批判。政治と経済の問題が絡み合った典型例で、極めて悪質で重大だとした。犯罪にあたる行為は証拠を関係機関に送るとしており、今後、収賄事件として立件されることになりそうだ。

 魯氏は新華社の副社長などを経て、2013年4月から16年6月までネット管理を統括する「国家インターネット情報弁公室」の主任を務めた。(北京=延与光貞)






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