平昌五輪と竹島の日 – 山陰中央新報

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 大会5日目を迎えた平昌(ピョンチャン)冬季五輪。この3連休は日本選手のメダル争いにくぎ付けになったが、開幕前は、金正恩(キムジョンウン)氏の妹の派遣など存在感を誇示する北朝鮮の露骨な政治利用に眉をひそめた▼五輪の政治利用は開催国・韓国も同じ。南北の融和を強調するアイスホッケー女子の北朝鮮との合同チームが4日に練習試合を行った際、会場に竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))が描かれた朝鮮半島の統一旗が掲げられた▼これには日本が抗議。韓国は政治的問題とスポーツを結び付けるのは不適切とする国際オリンピック委員会(IOC)の精神を尊重し、IOCが関わる五輪行事での不使用を決めたものの、国際社会に自国領だと訴える狙いは明白だ▼日本では政府が先月、竹島と尖閣諸島(沖縄県)の関連資料を常設展示する「領土・主権展示館」を東京に開設した。日本の立場を発信する拠点施設と位置付け、世論喚起するのが目的ながら、訴求力では韓国に劣っているだろう▼竹島の領土権確立を目指し、島根県議会が2月22日を「竹島の日」とする条例を制定してから、はや13年。関係者の高齢化が進んで悲報が相次ぐ。条例制定に尽力した元県議会副議長の上代義郎さんが1月14日、82歳で亡くなった▼今月5日には竹島漁猟に関する調査に貢献した隠岐の島町の八幡(やわた)昭三(しょうざ)さんが89歳で死去した。22日に松江市である「竹島の日」記念式典では、領土問題解決をテーマにシンポジウムが開かれる。功労者の遺志を継ぎ、実のある議論にしたい。(健)






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