中国が歩み寄り?–米中貿易戦争が収束に向かう期待も – ZDNet Japan

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今日のポイント

  1. 中国の習近平国家主席の講演を好感して日経平均が上昇
  2. 中国が歩み寄りか。中国市場の開放を拡大する方針を強調
  3. 次の注目は来週の日米首脳会談

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

習近平国家主席の講演を好感して日経平均が上昇

 4月10日の日経平均は前日比116円高の2万1794円だった。朝方には一時135円安の2万1542円まで売られたが、日本時間10時30分に始まった習氏の演説(※注)内容が伝わると上昇に転じ、前場は234円高の2万1913円で引けた。後場に入ってからは伸び悩み、大引けは116円高となった。

※注:中国の習近平国家主席は10日、海南省ボアオで開催中のアジアフォーラムで演説。Trump米大統領による相次ぐ中国への制裁発表に対し、どのような対抗策を出してくるか注目されていた。

日経平均の値動き(日中):2018年4月10日

日経平均の値動き(日中)

 習氏の講演は、中国市場の開放推進を強調する内容だったことから、米中貿易戦争が泥沼化することなく、「落としどころを探りながら収束していく」という期待を生んだ。習氏の講演を好感し、同日のダウ平均株価(NYダウ)は428ドル(1.8%)高の2万4408ドルと大幅に続伸した。中国への輸出が多いBoeingやCaterpillarなどの上昇率が高くなった。

 また、FacebookやAlphabet(Googleの持ち株会社)などIT大手の構成比率が高いナスダック株価指数も2.1%高と大幅に続伸した。個人情報管理の甘さが問題となりバッシングを受けていたFacebook株が4.5%高となるなど、IT大手に買い戻しが入った。同社最高経営責任者(CEO)のZuckerberg氏が米上院の公聴会で証言したが、規制を受け入れる意思を示すなど無難にこなしたと見られたことから買い戻しが増えた。






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