中国:一帯一路で多国主義PR 習氏、米の保護政策対抗 アジア … – 毎日新聞

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ボアオ・アジアフォーラムに参加した各国要人と記念撮影する習近平国家主席(中央)=中国・海南省で10日、AP



 【北京・河津啓介】中国の習近平国家主席は10日、海南省でのボアオ・アジアフォーラムで基調演説し、自ら提唱した現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」について「グローバル化に適合した最も広範な国際協力のプラットフォームに築き上げる」と表明した。一国主義の傾向を強める米国に対抗し、多国主義を象徴する枠組みとして「一帯一路」を拡大する意欲を示した。

 習氏は演説で、1978年に始まった改革開放政策による40年間の成果を振り返り、「中国は対外開放の中で大国としての責任を担うようになり、人類の平和と発展という崇高な事業を促進してきた」と述べた。

 さらに「歴史は、開放が進歩をもたらし、封鎖は時代遅れを引き起こすと教えてくれた」と指摘。「思い上がりや一方的な振る舞いは行き詰まるしかない」とも述べ、名指しは避けつつもトランプ米政権による保護主義的な政策を批判した。

 習氏は「各国が自ら社会制度や発展の道のりを選ぶことを尊重する」として、民主主義や人権などの価値観を外交分野でも重視してきた米国との違いを強調し、西側発展モデルとの対立軸を示した。「中国脅威論」については「我々は誰も脅したりしないし、現行の国際システムを覆したり、勢力圏を築いたりしない」と反論した。

 フォーラムは8~11日の日程で、アジアの政財界を中心に、グテレス国連事務総長やドゥテルテ比大統領ら2000人以上が参加。9日の理事会で、2010年から理事長を務めていた福田康夫元首相の後任として、潘基文・前国連事務総長を新理事長に選出した。

 今年、中国はフォーラムを含め国内で4回の国際会議を主催する「ホームゲーム外交」によって国際社会での影響力を強化しようとしており、習氏はフォーラム期間中、トップ外交を展開している。8日は、グテレス国連事務総長と会談して「多国間主義の要点は大国間の協力」などと指摘、オーストリアのファン・デア・ベレン大統領とも会談し、両国が保護主義に反対する共同声明を発表。習氏が自由貿易の堅持を掲げる姿をアピールした。







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