【社説】ドルイドキングの証拠隠滅、韓国警察・検察を捜査せよ – 朝鮮日報

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 今回のネット書き込み操作事件の主犯とされる与党・共に民主党員の男は昨年の大統領選挙直前、中央選挙管理委員会から違法な選挙事務所の設置容疑で告発されていたことが分かった。中央選挙管理委員会は昨年5月、男が自ら運営する京畿道坡州市の出版社ビルを拠点に違法な選挙運動をしているとの通報を受け確認しようとしたところ、男らの妨害を受けて結局容疑は確認できなかった。その後、中央選挙管理委員会は迅速な捜査が必要と判断し検察に捜査を依頼したが、検察は昨年11月に男らを不起訴処分にしたという。もし文在寅(ムン・ジェイン)候補(告発時)が落選していれば、検察がどのような対応を取っていたかは容易に想像がつく。

 男は今年1月に文大統領を批判する書き込みに付いた「いいね」の数を不当に多くしたとして今回警察に逮捕された。また警察による取り調べの過程で、男が共に民主党の金慶洙(キム・ギョンス)議員に数百回にわたりメールを送付した事実も明らかになった。男は昨年5月の大統領選挙投票日前後に会員制交流サイト(SNS)にあるグループを設置したが、金議員がこのグループに何度も出入りしていたことも分かっている。

 ところが警察は男と二人の共犯を先に逮捕したにもかかわらず、その後20日にわたり金議員から事情を聞いていない。警察は金議員に関する事実関係もすでに把握しているはずだ。だとすればその内容は大統領府に報告された可能性が高く、当然金議員にも男らが証言した内容なども伝わっているはずだ。また警察は検察に送付した捜査記録から金議員関連の内容は削除した。これは警察による証拠隠滅にはならないのだろうか。だとすればこれも深刻な犯罪行為だ。

 ソウル警察庁長は会見で「男が金議員に一方的にメールなどを送付したが、金議員はそのほとんどを読んでもいなかった」と説明し、金議員については容疑無しとする考えを示した。警察は事件について報じられると、先週になってやっと捜査資料を検察に提出した。

 中央選挙管理委員会は昨年の大統領選挙の際、男の事務所を調べようとしたが失敗した。その光景は2012年の大統領選挙投票日直前の12月、当時民主党の文在寅候補陣営が「国家情報院の職員が朴槿恵(パク・クンヘ)候補陣営の違法な選挙運動を支援している」と主張し、オフィステル(事務所兼居住用マンション)前で情報院職員と対峙(たいじ)した状況と非常によく似ている。検察は当時から問題になったネット書き込み疑惑と関連して国家情報院の元幹部6人を含む合計30人を摘発したが、今回は検察も警察も対応をちゅうちょしているようだ。

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